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入学式がありました

桜も花を開き始め、時折、強い風が吹く、この日、小学校の入学式がありました。
2年生から6年生のお兄さん、お姉さんの歌声が 体育館に響き渡ると入学式の始まりです。1年生は、手を振り、元気一杯の姿で入場し、担任の先生に座る 場所を案内されながらイスに着きました。
開式のことばが述べられると、全員で「マリア様のこころ」「君が代」「フランス国家」を大きな声で歌います。続いて1年生の紹介です。担任の先生が一人一人名前を呼び上げ、大きな声で元気よく返事をして立ち上がります。 そして、校長先生のご挨拶です。
「桜の入学式も今年で37回目です。皆さんが歩いてきた道に桜が咲いていたでしょう。今日、桜と一緒に新しい児童の皆さんを迎えられました。
みんなこの日が嬉しいのです。あなたたちは幼稚園で保育園で遊んでいました。そして大きくなったのです。3年間、2年間幼稚園で楽しく遊んできました。でもその楽しかった幼稚園の生活もお別れです。

今日から、小学校で新しい毎日を暮らします。今日まであなた達は大きくなりました。毎日朝ごはん、昼ごはん、晩ごはんと食べさせてもらいました。あなた達はがんばりました。そしてこれから毎日、お勉強をします。あなた方は海綿のようなものです。わかりますか。海綿はスポンジみたいなものです。いろいろなものを吸収します。これから英語も、フランス語も、そして日本語も教わります。学校に来て、1時間、2時間と教わります。そして吸収していくのです。神さまがあななたちに与えてくれた尊い一日を大切にするのです。神さまは目に見えないけれど、神さまのように立派な人に一日一日と近づいていくのです。ラテン語で「空を見よう」ということばがあります。マリア様のように尊く、サファイアのように美しい心を持ち、樫の木のように強く生きるのです。そして神さまに近づいていくのです。あなた方は宝物なのです。美しい心を持つ、世界にひとつの大切なものなのです。この学校に入り、神様の宝物として光輝き世界に羽ばたいていくのです。今日から新しい気持ちになって、神様が与えてくださった新しい仲間たちと一緒に暮らしていくのです。

今日まで助けてくださったお父さん、お母さんありがとう。おじいさん、おばあさんありがとう。そして、今日ここに来てくれた人にありがとう。

神様の祝福がありますように。」と話されました。
新入生を向かえる言葉を在校生がフランス語、英語、日本語で話しました。
フランス語の歌で在校生が歓迎です。
新入生が英語と日本語で元気よく挨拶をしました。
最後に新しく転入してきたお友だちが一人名前を言って挨拶しました。
全員で校歌を合唱して入学式が終わりました。

まだ冷たい風が吹き付けますが、春の息吹の中、期待に膨らんだ姿で、教室に戻って行きました。

300名を超えた子どもたちが、新しい一年を歩き始めました。