５月が終わろうとしています。今月の学校行事のハイライトは、何と言っても聖母祭です。予定日があいにくの雨で翌日に延期になりました。以下に当日の様子をご紹介します。
雲ひとつない飛び切りの五月晴れに恵まれた12日の朝、聖母祭を迎えました。青空をツバメが飛び交っています。
正面玄関前ピロティの聖母子像を、全校児童が取り囲みます。５月はマリア様の月。神の子イエス・キリストの御母マリア様を敬い、慕い、そしてその生き方に倣う決意を学校全体で新たにするという、カトリック校にとってはとりわけ大切な意味を持つ日です。
この日のための準備は、例年通り、祈りのうちにおこなわれました。子ども達一人ひとりが、５月の御ことばや生活目標の実行に努めながら、マリア様への祈りのカードを、心を込めて作り、クラスでそれをひとつのお捧げものとしました。
御像を取り囲む子ども達の中には、わずか１か月前に入学した１年生の姿がありました。小さな体ですが、両手をぴったり合わせてお祈りをし、マリア様を称える気持ちは２年生以上と同じぐらい大きなものを感じさせました。
校長先生はお話の中で、「春の花は野に咲いていますが、この学校にもたくさんの花が咲いています。その花はみなさん一人ひとりです。マリア様は、その花の一つを温かい目で天の国から見守ってくださっていますよ」とおっしゃいました。
最後に、神父様である校長先生が祝福の聖水を全校児童へ降り注いでくださいました。マリア様からの豊かな恵みがこの先も全校児童の上にありますように。
