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クリスマスミサ

2月期の終了式はクリスマスミサです。
御聖堂は中央の通路を残すだけで、全校児童と保護者の方々で人が動けないほどの人で一杯になりました。
校長先生が従者を従えて通路を歩いて御聖堂の中に入ってこられました。
賛美歌の響く中、キャンドルサービスが行われます。一年生は初めてキャンドルの光を手にして、静かな気持ちになっているようです。ミサのご挨拶と聖書の朗読、賛美歌で御聖堂は荘厳な雰囲気に包まれます。
そして、校長先生からのお話です。
「今日はクリスマスミサです。みんなはこの一年どのように過ごしましたか。今年も1年、平和に過ごすことができました。神様のおかげで平和に暮らせました。楽しく暮らすことができました。こうして、神様の前でありがとうございますといいます。ここにいる皆さんのおかげで楽しく暮らせたので感謝します。
でも、この1年、過ちもおかしました。私たちが過ごしたこの1年の間、過ちもおかしたのです。すべての人間が過ちをおかします。手を合わせてこの1年の過ちを謝るのです。でも、この2学期、大きな事もなかったのでよかったと思います。
私は昔、フランスのストラスブールに行きました。そこは、クリスマスツリーが始まった所です。キリスト様はツリーでいろいろなことを教えてくれます。私は世の中の歴史を勉強しました。ヨーロッパにはフランスもドイツもスペインも、いろいろな国があります。昔、フランスとドイツはよく戦争をしていました。ストラスブールは3度、国籍が変わりました。フランスになったり、ドイツになったりです。私はそこで第一次世界大戦のマジノ線を見たかったのです。第一次世界大戦の時のクリスマスの日、そこでは戦争を止めようと話しあったのです。1週間、戦争を止めてクリスマスのお祝いをしたのです。キリスト様はいろいろなことを教えてくださいました。そして、平和をプレゼントして下さったのです。キリスト様は王様です。平和の王様なのです。私は、地球上の全ての人に平和を持ってきてくれたらいいなと思います。
キリスト様に社会に平和を持ってきたください、住むところのない人、食べるもののない人、いろいろいるけれど、全ての人に平和を持ってきてくださるようにお祈りします。」
その後、児童の代表から神様への捧げ物があげられました。「諸人こぞりて」が、御聖堂に響き渡り、クリスマスのミサが終わりました。
2010年、この1年が神様のおかげで無事過ごせたことを感謝します。