主と共に歩む -回心-
今日、6年生はチャペルで卒業式を迎えます。
5年生以下も一年間の締めくくりとして、修了式が行なわれます。
東北・関東大震災の被災により、出席できなかった児童・保護者の皆様へ心よりお見舞い申し上げます。
夜間の停電・断水・連絡不通の状況で、多大なご支援・お心遣いをいただくことで293名の児童は、けが等なく、無事に今日を迎えることができました。
震災直後、保護者と連絡のとれない児童を一時的に預かり安全に送り届けてくださった皆様、物資の援助や医療的支援をしてくださった皆様、この場をおかりして厚く御礼申し上げます。
学園の建物は、震災の大きな影響を受けることもなく無事でしたが、地域によっては、まだまだ不安で不自由な生活が続いていることを心配しております。ご家族や皆様の大切な方々が一日も早く心身共に健康にお過ごしになれますようお祈りいたしております。
3月のこの時期を教会の暦では、四旬節と呼んでいます。四旬節は、イースターを迎えるための準備の40日間で、祈りと節制と愛の業を通じて、信仰を問い直す「時」です。
『あなた方を襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。
神は真実な方です。あなた方を耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう逃れる道をも備えていてくださいます。』 コリントの信徒への手紙:
締めくくりを迎えるにあたり、感謝の気持ちを忘れずに、より高い目標に向かって全力を尽くしてください。困難にあっても、打ち破ってその使命を立派に果たしてください。
平成23年3月19日 D.Tagawa SM