今年(2011年)3月に暁星国際小学校を卒業した子供達が同中学校に進学し、学力を伸ばしています。
特に英語は、小中学校の教師間の連携を図り、英検1級や準1級に合格しています。
初めてのTOEICで800~900点以上の成績を出している生徒もおります。
~中学1年生の保護者の声をお届けします~
Aさん
内部進学生としてこの4月に暁星国際中学インターナショナルコース(以下中1I)に進んだ娘が、カナダから帰国生として暁星国際小学校に編入したのは、小1の2月でした。
小学校6年11月に英検準1級合格、中学に入ったばかりの6月に初めて受けたTOEICは990点が満点の所、940点(リスニング 満点の495点、リーディング445点)、10月の英検では、英検1級の初挑戦で合格しました帰国子女とは言え、小1での帰国ですので、暁星国際小学校B組で教えて戴いた事が彼女の勉強の根幹になっています。塾等には一切行った事はなく、勉強は学校がすべてであり、授業に集中し宿題はきちんとこなす事、英語の本を読んだり映画を見る事で、上記の結果を挙げる事ができました。
中学に入ってからは、宿題や課題の量、テスト(含むミニテスト)とも小学校の比ではなく、慣れない1学期は夜遅くまで勉強した上で、早朝起きて課題をこなしていた事もありました。また部活と勉強も両立できるのも事実です。
中1Iの最大の特色と素晴らしい点は、学年に関係なく1~3のレベル別に英語のクラスが構成されている所だと思います。それぞれのレベルに応じて、実力を伸ばす事ができます。
英検1級を受けた際も特別な勉強はしていなく、学校の授業だけで臨みました。特に点数を取るのが難しいと言われている1次テストの英作文は、普段からレベル3の授業で「エッセー・ライティング」や「高度で幅広い語彙」を勉強しているのが役に立ったと思います。2次テストの発話力も、読んだ英語の本の内容と感想をまとめ、クラスの前で5分間「プレゼンテーション」する課題と、「高度で幅広い語彙」を織り交ぜて、「英語独特のスピーチテクニック」を勉強している事が役に立ったと思います。
中1Iのオープンハウスが開催されている時や、学校説明会の際には、是非ご自身の目で内容の素晴らしさ、在学生が真摯に学ぶ姿を確かめて戴く事をお勧めいたします。
Bさん
息子が中学生になり半年以上が経過しました。緑に囲まれた静かな環境の暁星国際中学校で毎日楽しく過ごさせて頂いております。
息子は小学4年生の3学期に帰国し、暁星国際小学校に編入させて頂きました。日本の環境に上手く慣れるのか大変心配いたしましたが、既に帰国子女の児童が何名か在籍していましたし、クラスメートも帰国子女の受入れを歓迎してくれる雰囲気でしたので、すんなりと溶け込むことができました。
中学校のインターナショナルコースの英語の授業には特色があり、学年を超えて3段階にレベル分けされたクラス編成になっています。息子は中学入学とともにレベル3のクラスに入れたのですが最初はその難易度についていけずに四苦八苦しておりました。1学期は追試や補習になることもあり、授業についていけるか心配しましたが、自宅での予習・復習などの頑張りもあって今では英語の授業を楽しめるようになりました。授業では先生が課題図書を選んでくださり、1冊読み終わるとその本の内容や感想をまとめ、次の授業でクラスのみんなの前でプレゼンテーションを行います。プレゼンを行う際、先生からは文章構成は勿論のこと、声の大きさや、目線、姿勢までチェックされます。社会に出たら仕事でプレゼンをする機会は少なくないでしょう。将来的に大変役に立つ授業だと思います。
家庭での学習としては、毎日課題図書を読み込み、学校から出される課題をしっかりとやっているようです。時には難しい単語を調べたり、プレゼンが近くなると感想文をまとめたりしています。
放課後や週末は、同じバックグラウンドを持った帰国子女の先輩たちと生き生きと英語で会話をしながら楽しく遊び回ったりテニスをして過ごし、自宅ではピアノの練習をしたりDVD鑑賞などをしてゆったりと過ごしています。
帰国して英語力が衰えることを危惧しておりましたが、そのような心配は全くなくそれどころか確実に実力が付いてきており、それに加え日本語の会話も上手になりました。英語にしても日本語にしても無理をして詰め込む学習をしているわけではなく、授業を主体に自然な形で身についてきているようで、TOEICや英検でも良い結果を残せたようです。
将来いつか必ず大学受験のために猛勉強する時期がきます。それまで息子達には友人関係を築いたり音楽を楽しんだり旅行に出かけて視野を広げて欲しいと思っています。小・中・高の一貫教育なので受験勉強に費やされる時間がなく、12年という長い目で見ることができ親子共にゆったりと充実した時間を過ごしております。日本にいながら高い英語力をキープできる暁星国際学園にお世話になることができて本当に有難いと思っております。
Cさん
現在、中1I組に在籍しております。
息子の入学当時、小学校のインターナショナルコースは、まだできて3年目でした。今ほど入学希望者も多くありませんでしたので、両親日本人、子供たちは海外在住経験もなく、市販の英語教材で家で細々と英語を続けていただけの息子でも入学させていただくことができました。
小学校入学後は、それぞれの先生の持ち味を生かした指導をしてくださり、学年が上がるごとに、確実に力をつけていると感じられました。
また様々な国籍の先生方から、様々な英語を学べたことは、今後息子にとって大きな財産になると確信しております。
中学校では、それはそれはレベルの高い授業が行われています。
読む量が小学校の比ではなく、書くことも相当高度な内容を求められます。
学年の枠のないクラスでのプレゼンテーション、ディスカッション、それに伴い宿題の量も容赦がありません。
念願の野球部に入り、毎日幸せそうに練習に励む息子ですが、さすがに課題をこなすのは大変な様子で、只今悪戦苦闘中です。
そんな息子の様子をしっかり見て、手を差し伸べてくださる先生方には心から感謝をしています。
今回数度目の受検ではありましたが、特に対策を講じることなく英検準1級に合格できたのは、小学校からの英語の蓄えに加え、質の高い中学の授業があってこそだと思います。
また、目標とするクラスメイトの存在もとても大きなものです。
まだ将来の目標が定まっていない息子ですが、どういう分野に進むにしても、言葉の壁に阻まれることなく専門分野を学べるよう、この先も努力していってほしいと思います。
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