11月8日、立冬を過ぎて児童の頬に当たる風が冷たくなりつつある晴天の下、第1学年は焼き芋作りをしました。生活科の授業で、根菜の育ち方について学習してきたので、そのまとめとして、甘さの際立つベニアズマを美味しく頂きました。児童は、枯草や落ち葉を集めるところから始め、焚き火を起こし、新聞紙とアルミ箔で包んだサツマイモをじっくりと熱していきました。時間をかけて熱を加えていくと、サツマイモの甘さをはっきりと味わうことができました。児童は、焼き芋を食べながら「はふはふだよ。」「いや、ほくほくだよ。」と言葉を交わす場面もありました。国語で、擬態語について学習したことを思い出したようで一つの表現に収まらないうちに、「むしゃむしゃ食べちゃいました。」と担任へ伝えてくるほど、美味しかったそうです。様々な場面で、学習したことを生かし、自分の思いを周囲に伝えようと努める、本校の児童の成長を垣間見た一瞬でした。