学期末に向かって、まとめの問題を解きながらも、学習内容を進める1年生。算数科では10までの数を用いる加減法の計算はもちろん、10+5や15-5などの繰り上がりや繰り下がりの手前までの計算の学習をおこなってきました。計算練習を効率的に取り組むための校内作成のプリントを使って、10分弱で100題以上の問題を解くことにも慣れてきました。
現在は、時計の読み方の学習をおこなっています。「時計は、長い針と短い針の追いかけっこみたいに動いていますね。」と二つの針の性質に気づけた1年生のつぶやきを教室で取り上げました。これをもとに、「12時(0時)ちょうど」「6時半」のそれぞれの場合の針の動きの違い、特に「6時半」の場合は、時を表す短針が「6」と「7」の間に位置して表すことをきちんと理解できました。そこで、他の「〇時半」の場合の時を表す短針の表し方もできるようになってきています。この内容について、児童の中で、分を表す長針だけを動かして、時を表す長針を動かさないまま、時刻を表す等の間違えに気づかないまま2年生以降の学習に進んでしまう例もあるものなので、1年時の学習でしっかりと指導にあたっている最中です。
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