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台風過ぎて 1年生 国語科 漢字の持つ正しい意味を理解して(7月5日)

 7月5日(水)、昨晩から本日未明にかけての台風3号の勢いは、収まりつつ、児童の登校時間帯に影響を与えるものではありませんでした。大きな心配事につながる児童の様子もなく、通常通りの授業日程をこなすことができました。ただし、各地で大雨による被害を受けている方々が多数いらっしゃることを思い、1年生の教室では祈りを捧げました。
 現在、1年生が栽培中のアサガオの鉢も昨日のうちに、1年生自身の手によりピロティ内に移動を済ませていたため、葉やつる、花を傷めることはありませんでした。登校してきた児童は、「アサガオが無事で良かった。」「みんなで動かしたものね。」と安堵の表情と会話をもらしていました。
 さて、国語科の授業では、この台風を話題に取り上げて学習を進めました。一般的に台風がさっと過ぎ去ること、または、その後の天気の様子を「台風一過」と言います。これを、平仮名で黒板に書き教員が読み上げると、児童の一人が「台風にも家族がいるのですか。だから、あんなにも風や雨が強いのですか。」と素朴な疑問を教員へぶつけてきました。どうやら、「台風一家」と思い違えたようなのです。そこで、漢字の意味や熟語の構成を1年生にも分かるように説明をしながら、「一過」と「一家」の違いを理解させることに努めました。漢数字の「一」のもつ、「さっと」と「ひとつの」という両方の意味とその使い方の違いを比べる良い場面となりました。本校の1年生の国語科の学習では、現在、平仮名と片仮名の書き方と読み方の指導を一通り終えて、漢字の書き方の指導に移っていきます。

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