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第一学年 国語科 場面の切れ目と展開の予想(7月10日)

 週末の課題に、じっくりと考えさせる問題を含むものを児童に解かせることがよくあります。今回は、新聞の一般紙に掲載されていた四コマ漫画を題材に担任が作成したプリントを課題としました。これまで教科書に掲載されている物語やいわゆる説明文の学習や関連する教材文を複数読ませる指導を行なった上での発展的な問題として扱いました。
 課題の特徴としては、コマ毎に登場人物の出入りや時間の経過、場所の移動がはっきりとしているため、人物の表情と吹き出し内のセリフから1年生でも展開をつかみやすいという点です。
そこで、今回の課題では結末を示していた四コマ目を1年生に配布したプリントには載せず、三コマ目までの内容で、結末を想像して一文で表すというものにしました。題材の概要は、ツバメのヒナが巣立つ時期に例年ならば、気になる雨漏りが自宅内で確認されなかったことを主人公と家族が不思議そうに天井を見つめるというものでした。四コマ目には、主人公の家に寄った「ツバメが屋根を直した。」というものが模範解答となります。1年生の想像力は非常に豊かで、様々な考えを出してきました。その上で、主語である「ツバメが」の後に、展開上でも文法上でも、おかしくないように述語をつなげて文を作ることができました。

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