1年生の算数の授業では、繰り上がり・繰り下がりのある計算の学習を終えて、20より大きい数を扱うようになりました。時計の読み方を通して、5ずつ増える数の確かめ方は既習内容ではありましたので、本日の問題は、「5ダースの鉛筆を買いました。そこから5本使いました。残りは何本ありますか。」というものでした。まず、児童からは、「買ったのは全部で60本ですね。」というつぶやきが聞こえました。「だって、1ダースが12本だよね。だから10が5つと2が5つ。2が5つだから、2とびで数えて10だよね。10が6つで60だからです。」ときちんと説明を周囲に聞かせることができました。他の児童も、「そこで10引く5は5で、一の位は5です。十の位の5で、55になります。」と60-5=55であると立式もできました。しっかりと数量に関する考え方が備わっていることが学級内で共有できています。学びを共有できる学級集団であり続けられるよう指導にあたっています。
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