13日(水)に、1年生は待ちに待った、ウミガメに触れる機会を迎えました。この体験は、昨年度同様に鴨川シーワールドの飼育員の皆さんを本校体育館へお招きして行なわれました。内容としては、飼育する中で蓄積された貴重な資料をもとに、ウミガメの生態についてレクチャーを受ける前半部分と鴨川シーワールドに隣接する海で保護された卵からふ化して育てられた、生後1年の子ガメに触れる後半部分に分かれていました。事前指導の中でビニール袋をはじめとする人間の排出した海洋ゴミを誤飲するウミガメや渡り鳥、クジラの事例を追ったり、海洋保護活動を支援するスポーツメーカーの取り組みを知ったりすることで、ウミガメが保護を必要とする現状を理解した1年生。そこで、実際に子ガメを手にした時には、体長の小ささに反比例した命の重さに触れることができました。体験後の感想から、「これから夏に向けて海に行くだろうけれど、ゴミは絶対に落としません。落ちていたら拾います。」と小動物の可愛らしさだけを注目しせずに、海洋保護の基本的な考え方を身につけることができたと振り返りました。今後は、児童が校外学習としてウミガメの保護活動に取り組んでいたり、クラゲの展示を意欲的に行なっていたりする鴨川シーワールドへ訪れることを計画しています。
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