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放課後の親子生態学教室

 1年を通して、地表性徘徊昆虫の季節消長を調べてきましたが、冬の今回は、理科室にて実験しました。
 1日目は、校庭の木々の葉から抽出液を作り、酸性や塩基性の水溶液を混ぜると、どんな色に変化するかを調べました。
 2日目は、植物の根から色水を吸わせ、茎の断面を顕微鏡で観察しました。小学生でも扱えるような手作りミクロトームで薄く切片を作り、顕微鏡で茎の断面が見えると、子ども達は「見えた!」「うわあ!」と、嬉しそうな声を響かせてくれました。
 顕微鏡の世界は、自分が今まで知らない世界です。子ども達もお家の方も、夢中になって活動してくださいました。

 この1年の生態学教室では、様々な観察や実験をしてきました。活動を通して、子ども達の科学への関心がまたひとつ増えてくれたら嬉しいです。
 また、一緒に活動していただいたお家の方にとっても、子ども達がどのような表情で科学とふれ合うかを見ていただけたのではないかと思います。
 1年間、ありがとうございました。

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