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2012年3月 小中高卒業生の声

合格体験記

Kさん 産業医科大学医学部 進学

私は小学2年生の時に編入してから、11年間暁星国際学園にお世話になりました。その間本当に多くの方々にお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。医師という職業を意識し始めた小学校時代、医師になろうと決心した中学校時代、医学部に入るべく勉強に打ち込んだ高校時代、この長い長い期間ずっと同じ環境下で学べたことで、今回の医学部合格までの道のりは脇道のない一本道だったように思います。

実際に受験対策をし始めたのは高校1年生になってからでしたが、中学1年生の頃から先生方が大学受験を見据えた授業をしてくださっていたので、気持ちの上では幾分か余裕があったように思います。受験対策としては、1,2年生の時に基礎固め、3年生になってからはその応用をしていました。長いスパンでの受験対策だったので、定期試験や習い事との両立も比較的スムーズにできました。

入試そのものは学業面以外もなかなか大変でした。今年から東京会場がなくなってしまったので、遥々福岡まで試験を受けに行かなければいけませんでした。一人で飛行機に乗り、電車を乗り継ぎ、ホテルに泊まるのはかなり心細かったです。試験勉強などもっての外、全く受験に関係のない本を読んで、現実逃避するので精いっぱいでした。

それでも試験当日は妙に自信満々だったのを覚えています。おそらく今まで自分が積み重ねてきた努力から来た自信だったのだと思いますが、定かではありません。(知らない土地に一人で来て、アドレナリンが全開だっただけかもしれないので…)ともかく、そのような状況の中受けた入試で無事合格できたのは、事前の準備があってのことだと思います。その準備を手伝ってくださった先生方にはとても感謝しています。

最後に、どんな時にも応援してくれた家族、そして人生の約3分の2もの間私を前へ前へと押し進めてくださった暁星国際の皆様、本当にありがとうございました。

 

合格体験記

Yさん 早稲田大学国際教養学部 進学

私は暁星国際学園に小1から通い、毎日英語・フランス語に触れるうちに語学への興味がわきました。小学校高学年の頃にはいつしか留学をしてみたいと思うようになりました。そして中3の頃から高1の夏以降の交換留学(1年間)に向け本格的に準備を始めました。この時、留学後の受験の方法や志望校についても調べ、私がいずれ受験することとなる早稲田の国際教養学部に興味を持ちました。授業は全て英語で行われ、専門分野にとらわれず総合的な教養を身につけられるところに惹かれました。また、報道系の仕事に興味があったので、その分野で活躍する人を沢山輩出している大学であるのも興味を持った理由の一つです。AO入試の受験に向けて、留学中は学校で出される課題にしっかり取り組み、語彙力やライティング能力を鍛え様々な人種的・文化的背景を持つ人々と積極的に関わることで、英語を話す力と幅広い視野を養いました。結果、帰国後には英検・TOEFなどの英語の試験で力を発揮することができ、受験勉強への良いスタートが切れたのではないかと思います。

私は中学から高1の1学期まで特進コースに在籍していたのですが、高2の2学期からはインターナショナルコースに移籍しました。留学直後の私にとって勉強しやすいうえ、AO入試で必要とされる英語力をさらに身につけるには最適だと思ったからです。インターのクラスでは、SATの単語を覚えたり、新聞記事を批判的に読んだり、自分の意見をエッセイ方式で書くなど、AOの筆記やTOEFL・SATの対策にうってつけの授業があったのでとてもためになりました。 もちろん自分で入試や英語試験の対策はしましたが、このような授業で培った力は本番でも活きたと思います。

AOの出願日までは、TOEFLなどのスコアをきちんと出すことと、学校の成績をキープすることの両立がとても大変でしたが、先生方の心強いサポートのおかげで何とかやってくることができたように思います。ちなみに、AOの筆記の問題文は全て英語でしたが、文章の内容を日本語で要約するセクションがありました。今思えば、中学~高1まで普通科にて養ったベースも利点になったのでは…と思います。

そしてAOの筆記に合格した後、二次試験の面接に向けて着々と準備を始めました。大学のパンフレットをじっくり読み、自分が大学で学ぶことの意義や、将来就きたい職業についても深く考えた時期であったと思います。AOの出願時に提出した志望理由書とも何度もにらめっこをしました。普通科・インターの先生にも厳しめに面接対策をしてもらい、適切なアドバイスをいただき、 自信を持って本番に臨むことができました。すごく緊張しましたが、聞かれた質問には全部答えることができたのでホッとしました。今となっては、先生との面接対策のおかげであったとつくづく思います。

受験勉強中に心がけていたことは時間を無駄にしないことです。学校で出された課題は後回しにせず、休み時間や移動時間などにできるだけ早く終わらせてTOEFL等の勉強をする時間を作るようにしました。あと、私の受験では英語力が特に必要とされていたため、「常に英語に触れる」ことも意識しました。移動中にTOEFLのリスニングのCDを聞いたり、英単語カードをめくったりするなど…このような小さな積み重ねが重要であったと思います。もちろん無理しすぎないように、体調管理と息抜きは徹底していました。健康・メンタルの管理も受験対策の一種であると思うので。

私の合格は、一人で勝ち取ったものではありません。懸命にサポートしてくださった先生方と応援してくれた家族や友達のおかげです。皆さんには大変感謝しています。この恩を忘れずにこれからも大学生活を頑張りたいと思います。

 

合格体験記

Nさん 千葉大学法経学部 進学

私は11年間、暁星国際学園で学生生活を送りました。長い月日の中で、自分を理解してくれる貴重な友達に恵まれ、この学園でしか得られない多くの経験を積むことができました。

小学校では語学力、特に英語の基礎を早い段階で身に付けることができました。当時は一年生から英語とフランス語の授業がほぼ毎日ありました。ネイティブの先生方は皆、面白く授業が楽しみだったことを覚えています。更に三年生の時の1年間の海外移住を経て、会話力・リスニング力を含め総合的な英語力が身に付いたと思います。

中学校に上がると、私はすぐに部活動に夢中になりました。しかし、親に勉強が最優先だと言われたため、勉強と部活の両立を心がけ良い成績の維持に努めました。特進は勉強のレベルが高く、苦手な理系科目は苦戦しました。しかし、補習や得意だった英語のおかげで、安定した成績を取ることができたと思います。

高校に入ると、短期留学を経て経済学の道に進むことを決意しました。高校1年の後半から本格的に勉強に集中し始めました。塾には行かず、授業内容の復習や教科書の見直しに多くの時間を割きました。授業内容も本格的な受験対策に変わりました。その中でも特に英語の授業は高度な教材が使われ、後に推薦入試で出題文として英語の論文が出た際に大変役に立ちました。また、私にとって何よりもありがたかったのは、学習環境がとても良かったことです。ほぼ毎日最終バスの発車時間まで学校に残って勉強しました。分からないことがあればすぐに職員室に行って質問できたことも便利でした。高校3年生になると、苦手な数学に関しては週1回個人的に勉強を見てもらいました。また、面接や小論文などの推薦入試の対策も個人的に指導していただきました。そのおかげで入試本番では、極度に緊張はしたものの落ち着いて問題を解くことができ、無事に大学へ入学することができました。

この11年間実り多い学生生活をすごせて本当に良かったです。最後になりますが、お世話になった先生方、友達、家族やその他大勢の皆様に心から感謝申し上げます。

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