1月もあっという間に過ぎようとしています。学校では、学力検査週間や児童会役員選挙期間など年度の節目となる行事が続いています。1年生は、これまで通り、「なぜ○○なのかな」という好奇心を持って様々な経験を重ねています。生活科では、各季節の変わり目に伝統的な行事や風習、文化の理解に努めてきました。最近では、週末に迫った「節分」についてです。児童は、これまでの生活体験の中で「鬼」「豆まき」といったこの行事に関わる部分的な理解は示せていました。ところが、「昔の人にとっての鬼とは、何のことだったのだろうか」「節分の飾りつけは、どのような意味があるのだろか」という疑問を提示してみると、児童は関心を持って考えを巡らせることができました。これまでの学校生活を通して、1年生は、年中行事を単なる「イベント」として済ませることなく、本質的な理解を示す姿勢を基礎的に育めていると思います。
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