5月26, 27日に生態学親子教室を開きました。
今年度、校舎に隣接する林にて、地表徘徊性昆虫の採集を季節ごとに行ないます。
26日の放課後、事前準備として子ども達で活動しました。地表にシャベルで穴を掘り、トラップをしかけました。
高学年の子は、手際よく穴を掘っていきましたが、中学年の子は苦労しながら掘っていました。
10人で用意した30個のトラップをなんとか仕掛け、どんな虫たちが入っているか、翌日を待つことに。(ドキドキ)
翌27日土曜日、お家の方にも参加していただき、親子教室が始まりました。
トラップを回収した後、種の同定を行ないました。お家の方と一緒に、この虫はなんなのか、調べました。
アオオサムシをはじめとしたオサムシ類や、オオヒラタシデムシの幼虫などが採集されました。
普段、接したことのない昆虫たちに触れる体験はどうだったでしょうか。
今回の活動は、本校が位置する環境を活かして、家族で自然にふれていただきたいという想いから始めました。本学園は房総丘陵の縁に位置し、校舎に隣接する林には多種多様な動植物相がみられます。この環境を通して子ども達、また、保護者の方とともに自然にかかわることができたらと考えています。
また、活動を通して、夏休みに自宅で行なう自由研究などに活用していただければとも考えています。
次回の地表徘徊性昆虫の採集は7月です。参加されるご家庭とともに、学校周辺の環境の理解をすすめていけることを楽しみにしております。