教育理念
カトリック教育の精神に基づいた価値観と信念の涵養に努め、「人格の尊重」「知的能力の育成」「新時代の国際化への適用」を建学のこころとし、「生きる力」を養います
教育目標
一人ひとりの子どもの人格を尊重し、神を敬う心を育み、国際社会に適用していくために「児童理解」と「指導の個別化・徹底化」「知的能力の育成と向上」の3点を図っていきます。初等教育のあらゆる機会を通して人格の陶冶につとめ、「素直で明るい子」「慈しみの深いやさしい子」「正義を愛する逞しい子」を育てます。そのため生活指導には殊に注力しています。指導の目標として、次の面からアプローチをしてまいります。
- [思いやりがあり助け合うことのできる児童を育てる。]
- [礼儀正しく節度のある児童を育てる。]
- [自主性と行動力のある児童を育てる。]
- [自ら困難に立ち向かう逞しい児童を育てる。]
教育の特色
どの国の人々とも自然な形でコミュニケーションができる勇気と能力を培うと共に、人間としての誇りをもった子どもを育てることが目的です。
英語教育
英語は国際公用語として、日本でも第二言語として位置付けられるようになっています。暗記力に優れた小学生のときから、英語を学習することにより、正しい発音が身に付き、英語が自然に習得できるようになります。レギュラーコースで毎日1時間(週6時間)、インターナショナルコースでは主要教科の授業を英語で行います。 小学校生活全般を通じて、殊に英語教育を手段として、児童の視野を広げ、国際理解の基礎をつくり、国際的なセンスをもった児童の育成を目指します。
<レギュラーコース>
1年生から6年生は毎日、1時間ずつ英語の授業があります。低学年から発音にポイントをおいた授業をします。アルファベットの文字と音から始めて、歌ったり、英語で簡単な挨拶ができるようにしたり、また、先生との受け答えができる語学力を目指しています。高学年になると、文法知識も踏まえながら、英検3級や準2級に合格できるように取り組んでいます。大きな目標は自分の考えを英語でスピーチできるようになることです。
<<レギュラーコース 各学年の到達目標>>
1年生
- 場に適した挨拶ができ、簡単な質問に答えられる。
- 英語に関心を持たせ、進んで授業に参加する態度を養う。
2年生
- 英語で簡単な事柄を表現し、また、質問できる。
- 簡単な物語を聞いて、理解し、読むことができる。
3年生
- 2年次より、より高度な英語で事柄を表現し、質問できる。
- 英語のビデオや読み物がわかる。
4年生
- 基本的な日常会話ができ、進んで会話できる。
- 英検5級、4級に対応できる。
5年生
- 英語で自分の考えを述べ、意思を伝達できる。
- 年齢相応の英文に興味を持ち、読むことができる。
- 英検4級、3級に対応できる。
6年生
- 英語でスピーチができる。
- 英検準2級、2級に対応できる。
<インターナショナルコース>
国語以外の主要科目を全て英語で行います。アメリカのテキストを採用し、英語で物事を考えたり、エッセイやレポートが書けるような文法や語彙を英語を使って学び、現地の子ども達と同じくらいの語学力を身に付けることを目標としています。日本の地理・文化・歴史を3年生より、5年生からは世界の地理・文化をオリジナルの教材を使用し、学習しています。
レギュラーコースとインターナショナルコースのリーディングのテキストは同じです。ただし、進み方に差があるため、レギュラーコースは卒業までに英検準2級以上、インターナショナルコースは2級以上の力をつけるよう、教科書に準拠したワークブックやボキャブラリーブックで予習・復習をしていきます。また、本校系列の中学・高校にテキストの内容がつながっています。
両コースとも英語を母国語とした教師と学んだり、遊んだりして日常的に接することで普段の生活で英語に対する親しみが持てるように取り組んでいます。
なお、暁星国際学園では幼稚園、小学校、中学、高校とインターナショナルコースを持ち、世界の様々な場面において、英語を第2母国語として使えるだけの語学力を習得することを目指しています。
<フランス語教育>
語学は早期教育により、成果が上がります。英語だけでなく、フランス語も楽しみながら学ぶことで国際的な視野と感覚を養うことを目標としています。低学年では、ネイティブスピーカーによる基本的な発音・日常会話・童話劇などを、高学年においては、テキストを用いた指導を行い、仏検の受験も行なっています