雨の時期を前にして、1年生の教室では、フランス語の時間でも空模様を気にしていました。「空には、少し雲がありますね。」「今日は、外で遊べないかな。」と授業担当の教員が発するフランス語の例文を素直に繰り返して発声できました。時には歌うように、時には声色を変えるように、毎回、フランス語の時間では楽しく明るく発音を学んでいます。入学式翌日の授業から低学年の間にこの学びのサイクルを繰り返すことで、フランス語を聞き取れる「耳」が育ちます。ですから、1年生は、この時間中も成長をしている最中でした。「雨が降りそうなので家の中で絵を描きます。」という答え方を覚えて、すらすらと教員に返答できている程でした。授業時間が終わり、実際に休み時間を教室で過ごしていた1年生の中に、絵を描いている子がいると授業担当の教員が「綺麗な色を使っていますね。」とフランス語で話しかけていました。すると、笑顔で「Merci (メルスィー ありがとう)」と返事をした1年生。自然とフランス語が飛び交う、学びの環境。それが暁星国際小学校です。
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