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防災意識の保持のため 第一学年 学級活動(3月2日)

 今年度入学の1年生は、生後間もなくに東日本大震災を経験した学年にあたります。2011年3月生まれの児童もいます。あれから7年が経とうとしています。彼らは、無事に小学校入学を果たして、進級の準備の季節を迎えています。そのことが、いかに希望に溢れ、社会の支えになっていることかを、震災直後の状況に胸を痛めながらも児童を支えてきた保護者はもちろん、教職員も心から理解しています。本校でも、何度も全ての人の為に、祈りを捧げてきました。そこで、今年度は学級活動や生活科の学習を通して、児童の中に防災意識が保たれるよう指導に努めてきました。その一環で、1年生から卒業を控えている6年生に、校内で備蓄している防災備品を手渡ししたいと思っています。防災備品の内容物は、使用可能期間中のものなので、卒業生が中学校進学後もしばらくは災害時に対応できます。様々な場面で助けてもらえた6年生に1年生から、「命をつなぐ用具」を感謝の気持ちと共に届けます。